✿ しんらんさまの たんじょうび ✿
2021.05.25
「降誕会」・・・ 浄土真宗を開かれた「親鸞聖人」が5月21日に誕生された事をお祝いする行事です。
親鸞様の幼少期のお名前は「松若丸」でした。松若丸は “みんなが幸せに暮らせるように・・・” と、お坊さんになることをお決めになりました。
そして、出家された時、親鸞様は「あすありと、おもうこころのあだざくら、よわにあらしのふかぬものかは」という、うたを詠まれました。
その思いは、「突然の雨や風で、桜の花が散ってしまうように、人の命も明日どうなるかは分からない。今できる事を大切にしていきたい。」というものでした。
そして出家され、親鸞聖人となり、お釈迦様の御教えを、一生懸命私たちに伝えて下さいました。
この日子ども達は、優しい気持ちで手を合わせ、お祝いのお勤めをしました。
その様子を 親鸞様も、どこか嬉しそうなお顔で、子ども達をぽかぽか温かく見守って頂いたようでした。。
明日からも「しんらんさま、おはようございます!」という、子ども達の元気なご挨拶が、幼稚園を “ぱぁっ” と明るくしてくれそうです。